関西弁にそれほど抵抗はない。
ただ、これだけは許せないというか、
聞くと悲しくなる関西弁がある。
おもにかわいい女性の口からこの言葉が発せられると、
全身の力が抜けたような状態に陥ってしまう。
それが「へーこく」もしくは「へーこいた」だ。
「へーこく」とは、
屁、おならをする行為を指す言葉なのだけど、
ふつう、
まあ標準語なら「おならをする、した」で表現されると思う。
仮にこの台詞を使うシチュエーションのとき、
東京近辺のきれいなおねえちゃんなら
「おならした?」とか「おならしたでしょ?」となる。
これなら、まあかわいいんだけど。
しかも、
当人が本当はこういうセリフは発したくないんだけど、
恥じらいながらも精一杯口にしたという感じが伝わってきて
愛おしくさえ思えるんだ。
でも、これが関西圏になるときまって、
たとえきれいなおねえちゃんであろうと
「へーこいた?」「へーこいたやろ?」になるんだよね。
愛おしさどころか、ちょっとした憎しみさえ感じてしまう。
なかなかピンとこないかもしれないけど、
たとえば、この「へーこいた?」という台詞を
関西弁を巧みにこなす美女の代表である藤原紀香さんに
喋らせてみた場合を想像してくれるかな?
ねっ、違和感を感じずにすんなりと耳に入ってくるでしょ。
しかし、同時に何とも言えない悲しみの波が押し寄せて来たよね?
これが、関西弁のDNAが持つ攻撃力なんだ。
ホント、がっかりしちゃうんだよね。
すごいきれいな女性でも「へーこいた」って普通に言うから。









